綿わたとはなんですか?
綿わたは、綿の繊維を使った、柔らかな布団の中わた素材のことです。
冬は暖かく、夏は涼しいのが綿わたの特徴。繊維が筒のように空洞になっているため、冬は暖かい空気を繊維内に含み体温を外に逃がさず、夏は吸水性と発散性により、寝汗を吸い取り発散してくれるので心地よい眠りを御守りします。
織右ヱ門の綿わたは、海外より輸入した綿わたを独自にブレンドし、自社で製綿を行っています。
綿わたについての詳細はこちらをご参照ください。
真綿(まわた)とはなんですか?
真綿は蚕の繭からつくられる羊毛や羽毛と同じ動物性の天然素材で、いわばシルク(絹)と姉妹関係にある綿素材といえます。繭玉を茹でて柔らかくし、薄い布生地のように引き伸ばしたものが真綿になります。
吸湿性、保湿性、放湿性に優れているので、一年を通してどんな季節でも快適で、アレルギー体質の人や乾燥肌の人にも理想的な素材です。
真綿は職人が一枚ずつ手仕事で丁寧に引き伸ばして、布団用の素材にしていきます。織右ヱ門の真綿は、福島産の「入金真綿」を使用した希少な国産真綿と、海外より輸入した繭玉を国内で引き伸ばした真綿の2種類を使用しています。
真綿の特徴についてはこちらをご参照ください。
綿わたや真綿は洗えますか?
綿わた布団や真綿布団は、ご自宅やコインランドリーでのお洗濯ができないことから、ご使用の際はシーツやカバーを必ずお付け頂くことをおすすめしています。
織右ヱ門では、綿わたや真綿の質感を損なわないよう、柔らかな和晒ガーゼ生地のカバーを、お布団にセットしてお届けしておりますので、ぜひ装着したうえでご使用ください。
日々のお手入れはどうすればよいですか?
●綿わた
天気の良い日には、午前十時から午後三時くらいの間に、裏表それぞれ一時間ほど日干しをしてください。ふとんたたきはわたを傷めてしまうためお控えください。日干しをすることで、吸収した湿気を放出して本来の柔らかさが蘇ります。
日干しが出来ない日が続いた場合は、敷いたままにはせずにふとんを二つに折り横向きで置き、床面の湿気を取り除いてください。
●真綿
月に一、二度の頻度で風通しのよいところに陰干しをしてください。布団を折りたたみ上から優しく押し沈め、真綿蒲団の中の空気を入れ替えることもお勧めです。日干しをするなら、シーツやカバーを付けて一時間以内で取り込みましょう。真綿繊維を傷めたり糸切れの原因になるので、布団たたきは使用しないでください。